Ｑ＆Ａアイランドグリーンでグリーンオーバーで池に入った場合の処置

アイランドグリーンを狙ったところ、オーバーしてグリーン反対側の赤杭を越えて池に入った。どのように処置するのが正しいのか。

ツバキさん

ご質問ありがとうございます！
赤杭ですので、レッドペナルティエリアの以下の3つの救済処置のいずれかを選択して処置することになります（規則17.1d参照）。
1.元の場所からプレー
2.ホールと“最後に縁を横切った場所（基点）”を結んだ線で、基点側でそのレッドペナルティエリアの後方線上の救済エリアにドロップ
3.基点から2クラブレングスの範囲で基点よりホールに近づかない場所にドロップ
2の後方線上の救済について、このケースではアイランドグリーンを囲む池を超えた場所になってしまいますが、そこに救済エリアがあるのならそこにドロップしても良いことになります（池の周りがOBの場合、この処置はとることができない、ということになります）。3については、アイランドグリーンの島部分の形状が円形で、それに沿ってレッドペナルティエリアの縁が定められているような場合、基点から2クラブレングス以内でホールに近づかないレッドペナルティエリア以外の場所が存在しない場合もあります。そうなると3の処置はとることができない、ということになります。このように物理的に救済エリアがとれない場合、その選択肢はとれないことになりますので、2、3の選択肢がとれない場合、1の「元の場所からプレー」するしかない、ということになります。このような可能性が高い形状を持つホールの場合、ローカルルールでドロップエリアを設ける場合も多いかと思います。

●レッドペナルティエリアの2クラブレングスの救済（ラテラル救済）を・・・
受けられない場合


受けられる場合

2020.03.14回答　Mr.golfbaka