rockpine

Q&Aニアレストポイントとなる場所に桜の木がある

実際に私に起きたことについての質問です。
ティーショットを左へ引っ掛けてしまい、行ってみるとボールがフェアウェイ左サイドのラフとカートパス(幅2mのアスファルト舗装)との間にあるU字側溝の中にボールがありました。通常ならニアレストポイントは側溝右側のラフになるのですがその場所には桜の木があり、背丈よりも低い位置に枝が張り出しているのでスイングはもちろん通常のアドレスも取れない状況でした。ちなみにその他の状況は次のとおりです。カートパスの左側は50cm程度のジェネラルエリアはあるがアドレスを取るにはOBゾーンに入る必要がある。松の木の後方1.5mほど下がれば通常のアドレスは取れるが低い枝があるので通常のスイングはできない。松の木の右側は、中腰になれば幹を背にして立つことは可能。
この状況でのニアレストポイントはどこになるのでしょうか。
こうちゃんさん
ご質問ありがとうございます!
まず、側溝とカートパスですが、ローカルルールで特に何も定めていなければ、それぞれ別の障害物として扱うのが基本です。ご質問内容から察するところ、ホールに向かって立つと、左からOB→ジェネラルエリア(50cm程度)→カートパス→側溝→ラフ、となっているかと思いますので、右打ちであればニアレストポイントはカートパス上になる可能性が高そうです。ローカルルールで「隣接する障害物は一体」として扱っている場合、ご質問内容にもあるようにニアレストポイントは右側になってくるものと思います。この時、受けようとしている障害(カートパスと側溝)以外のものは自然物であろうと別の動かせない障害物であろうと、ニアレストポイントや救済エリアの決定に影響を及ぼしません。桜の木が邪魔であろうと関係ない、というわけです。もしかしたら、ニアレストポイントが桜の幹の中になる可能性もあります。その場合、ニアレストポイントはそのまま桜の幹の中となり、そこから1クラブレングスでホールに近づかず障害の残らない範囲が救済エリアとなりますので、そこにドロップしなければならない、ということになります。その後プレーできないような状況ならアンプレヤブルの処置をとるしかない、ということになります。もし桜がものすごい大木で、ニアレストポイントも救済エリアも全て木の幹の中に納まってしまい、ドロップすることが不可能な場合は罰なしの救済を受けることはできません(定義・完全な救済のニヤレストポイント/5)。ちなみに、もしカートパスの左側がニアレストポイントになる場合、スタンスがOBにかかることも関係ありません。球がインバウンズの救済エリア内にドロップすることが必要なわけで、その後にスタンスがどこになろうと関係ない、ということです。
2020.02.28回答 Mr.golfbaka
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