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Q&A修理地エリア表示のロープが気になる

いつも楽しくルールの勉強をさせていただいております。先日こんなことがありどんな処置が正しかったのか質問させていただきます。
◯球は転がってバンカーへ入りました。しかしそこにはバンカーの壁を保護すべくバンカー上のラフからバンカー内の一部にかけて修理地の青杭とロープが幅2m位で張られていました。球はそのエリアの少し外にありました。グリーンに向かって打とうとすればすぐ近くにあるロープが気になります。そのまま打たなければならないのか?又は救済を受けてバンカー内へドロップすることができるのか? (その時の処置は意図するスイング区域の障害になる為救済が受けられるということでバンカー内にドロップして打ちました)
どうぞよろしくお願い致します。
プリウスさん
ご質問ありがとうございます!
ロープが張られていたとのことですので、まずはそのロープが何なのか? ということを明確にすることが大事です。もちろんロープは人工物でしょうから障害物であり、「動かせる障害物」なのか「動かせない障害物なのか」ということになります。一般的にロープは簡単に動かせるものが多く「動かせる障害物」として扱うことが多いです。もし、そうだったとすると、プリウスさんのケースの正しい処置は、ロープを退かしてプレーすることであり、球を拾い上げてドロップしたことは「認められない状況で球を拾い上げリプレースせずにプレーした」ことにより2罰打を受けることになります。ロープが、定義「動かせない障害物」に該当するようなしっかり固定されたようなものであれば、同バンカー内で罰なしの救済を受けることができますのでプリウスさんの処置も正しかった、ということになります。
ちなみに定義「修理地」を見ると、修理地内の地面やそこから生えている自然物はすべて修理地に含まれることを明示していますが、人工物は含まれません。つまり、ご質問のロープも修理地を示すために修理地の上空に張られているものかと思いますが、そのロープ自体は修理地内にあるものとしては扱われません。
2020.02.03回答 Mr.golfbaka
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