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Q&Aクラブレングスを測るクラブについて

救済時に、1クラブとか2クラブとかありますが、その時に使用するクラブに決まりは有りますか? 色んなルールブックを見たのですが私が見た限りでは、パターを除く一番長いクラブとしか書いてません。先日、月例競技で同伴者と話をしてたら、パターを除く一番長いドライバー以外は駄目だと言われました。私は、パター以外であればドライバーでもウェッヂでも良いと思ってました。例えば、セカンド地点へアイアンを数本持って行きますが、そこで救済を受ける時にいちいちカートまでドライバーを取りに行くのに時間がかかる(ファーストプレイをも目的とした今回のルール改定の意図に反する)と思うからです。ただ、一番長いクラブ(ドライバー)と書いてあるのは、セカンドorサード地点で使用するクラブはプレイヤーや距離によって(長さが)まちまちであり、それを平等になるように「一番長いクラブ(ドライバー)」と表現しているのでは? と判断しています。ですから、ある意味ドライバーでなくてもプレイヤーが、短いUTやアイアンでもいいよ!と納得していればどのクラブを使用しても良いと思ってました。実際、どうなんでしょう?教えて下さい!
モモちゃんさん
ご質問ありがとうございます!
基点から1クラブレングスや2クラブレングスといった「救済エリア」は、パター以外の一番長いクラブによって決まります。これは実際にそのクラブを使って測りなさい、ということではなく、そのクラブを使って計測したときに得られる範囲が救済エリアになる、といったことを意味しています。例えば、Aさんの14本のクラブの中でパターを除く一番長いクラブが45インチのドライバーなら、Aさんにとって、そのラウンドの救済エリアは基点から45インチ(または90インチ)の範囲となります。またBさんは、ドライバーを入れておらず、パター以外の一番長いクラブが41インチの5Wであれば、そのラウンド中、Bさんにとっての救済エリアは基点から41インチ(または82インチ)の範囲となります。またジュニアゴルファーのCちゃんが持っているパター以外の一番長いクラブが35インチのドライバーだったなら、Cちゃんにとってそのラウンドの救済エリアは基点から35インチ(または70インチ)の範囲となります。規則が求めているのは、この範囲内に正しくドロップすることであり、計測する時にそのクラブを使うことではありません。何もクラブを使わなくても、正しい範囲にドロップできれば問題ありませんし、目安として他のクラブを使用しても問題ない、ということです。
2019.10.08回答 Mr.golfbaka
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