Ｑ＆Ａ前進4打などの特設ティーはティーアップできるか？

ローカルルールに関しての質問です。
OBの場合に前進4打で特設ティーを設ける事があります。一般的にはティーイングエリア同様にティーマークを両脇に設置しているだけです。この場合のエリアというのはやはりティーマーク外側から後方2クラブの範囲がエリアとなりますか？　あるいは杭または白線でエリアを明確にすべきでしょうか？
また、ペナルティエリアでは例えば前進3打で特設（ティーマークが設置している）あるいは杭または白線でエリアを囲って（ゾーン）あります。この場合、ティーマークだけで特設ティーとなっている場合はローカルルールでティーアップできますか？　またこのようなティーマークがあるだけのドロップゾーンでドロップの場合のエリアはどの範囲となりますか？　つまりドロップした球が1クラブレングス以内に止まらなければなりませんか？　白線ドロップゾーンの場合は明確に推奨ローカルルールで白線内に球が止まらなければならないとありますのでこれは明確です。旧規則の時から少なからず疑問を抱いていた事項ですが、新規則を機にすっきりしたいと思いますのでよろしくご教授願います。

maru-chanさん

ご質問ありがとうございます！
ゴルフ規則を正しく適用した場合にあり得るのは、ペナルティエリアに入った球の救済の時に使える『ドロップゾーン』を作ることです。プロの試合などでは度々設けられますが、昨年までは、ドロップゾーンにドロップすれば、その後2クラブレングス以上転がったりする等の「再ドロップ規定」にかからない限り、ドロップゾーンから出ても正しくインプレーになりましたが、2019年からはドロップゾーンが救済エリアとして採用されることになるそうです。つまり、ドロップゾーンにドロップしてドロップゾーン内に止まらなければならない、となります。さて、そこでご質問の特設ティーについてですが、これについてはゴルフ規則が扱っていない状況となりますので、プライベートゴルフの範囲であれば仲間内で自由に扱えば良いものと思います。本来ならホールの途中でティーアップするということはないのですが、そもそもがプライベート向けのルールということを考えればティーマーカーがあるのだからティーアップしても良い、と考えても問題はないと思います。

2019.01.23回答　Mr.golfbaka