rockpine

Q&Aバンカー内の球についてアンプレヤブルの処置をとる時、砂は均せるか?

バンカー内アンプレアブルに付いての質問です。
ガードバンカー等でアゴにボールが目玉となりアンプレアブルを宣言した場合、そのボールを取り出してドロップする事になります。元有った位置から2クラブレングス又は後方延長線上から1クラブレングス又はバンカー外延長線上から1クラブレングスが選択出来ますが、ドロップするまでの間にバンカー内の足跡は直すことが出来ますか? インプレーになったボールが無い状態で直す事が可能か否かが2018年迄の裁定集においても完全に一致する裁定を確認する事が出来なかったので質問させて頂きます。目玉になったボールを見つけるために付いた足跡はそのままプレーする場合は本人はもとより同伴競技者の足跡も直す事が不可だとは記載がありましたがアンプレアブルの場合は明記されてないと思いますので、教えて頂けると嬉しいです。
宜しくお願いします。
キャディJさん
ご質問ありがとうございます!
バンカー内の砂を均すことについては昨年までとさほど変わっておらず、アンプレヤブルの救済を受ける時に再び同じバンカー内にドロップする場合は、原則として砂を均すことが認められません。2018年までの裁定集ですと、13-4/35.8、13-4/37、あたりが参考になると思います。砂を均すことが違反となるのは・・・

・球がバンカー内にある、または救済を受けるために拾い上げているがバンカー内からプレーする可能性がある、状況で
・プレーに影響する場所の砂を均す

となった時です。アンプレヤブルだけでなく異常なコース状態で拾い上げた時も同様です。「原則として」と書きましたが、これはプレーに全く関係のない場所であればコース保護の目的で均すことはできるからです。
バンカーからプレーし、球がそのバンカー外に出た場合は制限なしに砂を均すことが認められます。例えば、バンカーからプレーした球がOBに行った場合、再びバンカー内にドロップするわけですが、最初の球はそのバンカーから出ているので制限なく均すことができます。また、アンプレヤブルで前回プレーした場所のバンカー外からプレーする場合や、新規則の2罰打でバンカーの後方からプレーする場合も同様に制限なしに均すことができます(ゴルフ規則のオフィシャルガイド「12.2b(3)の解釈」参照。JGAホームページでドラフト閲覧できます)。
2019.01.17回答 Mr.golfbaka
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